サウナのタオルは、体を拭くためだけのものではありません。座る/敷く/頭を守る/汗を止めると、役割が分かれています。役割の数だけ枚数が要るので、「1枚あればいい」と思って行くと、たいてい足りません。
そして必要な枚数は、共用のサウナと個室サウナで変わります。この違いを先に押さえると、持ち物が決まります。
タオルの役割は4つある
| 役割 | 何のために | 共用施設 | 個室サウナ |
|---|---|---|---|
| ① 座面に敷く | 直に座らない・熱すぎる木で火傷しない | ほぼ必須 | 施設が敷いていることが多い |
| ② 頭にかぶる | 頭部が熱くなりすぎるのを防ぐ | あると楽 | あると楽 |
| ③ 汗を拭く | 目に汗が入るのを防ぐ | 必要 | 必要 |
| ④ 体を拭く | 水風呂・シャワーのあと | 必要 | 必要 |
①と②はサウナ室のなか、③は出入りのとき、④は上がったあと。使う場面が違うので、同じ1枚を使い回すと途中で濡れて役に立たなくなります。
共用サウナなら「小1・大1」が基本
共用施設では、小さめのタオル(フェイスタオル)1枚と、大きめのバスタオル1枚があれば足ります。
- 小さいほう:サウナ室で汗を拭く。絞れば繰り返し使えます。
- 大きいほう:脱衣所で体を拭く。サウナ室に持ち込むと湿ってしまい、拭くものがなくなります。
座面に敷くタオルは、施設側がサウナマットを置いていることが多く、その場合は不要です。置いていない施設では、バスタオルを敷くことになるので、その日は3枚目が欲しくなります。
頭にかぶるなら、濡らしてから
サウナハットを持っていない場合、小さいタオルを水で濡らして軽く絞り、頭にのせるとかなり違います。髪と頭皮が熱に直接さらされないぶん、のぼせるまでの時間が延びます。
乾いたタオルをのせても効果は薄いので、濡らす工程を省かないこと。ここが「タオルを持っているのに効かない」いちばんの原因です。
個室サウナは、枚数より「何が付いてくるか」
個室サウナ・貸切サウナでは、状況が変わります。
- 座面のマットやシートは、施設が用意していることがほとんどです(部屋ごとに交換するため)。
- 一方で、タオルが料金に含まれているかどうかは施設によってはっきり分かれます。
タオル込みの施設なら手ぶらで行けますし、別料金の施設ならレンタル代が加算されます。持ち込み可の施設なら、自分のタオルを持って行ったほうが安く済みます。
予約ページの「料金に含まれるもの」「アメニティ」の欄を見てください。 ここに書かれていない施設は、問い合わせるか、念のため持って行くのが確実です。
男女で利用するときは、タオルの前に水着
男女で一緒に入る場合、水着が必要な施設が多数派です。タオル1枚で入れると想定していると、当日入れないことがあります。水着のレンタルがある施設もあります。
タオルの枚数を数える前に、そもそも何を着て入るのかを確認してください。この順番を逆にすると、準備が全部やり直しになります。
汗をかいたタオルの扱い
サウナ室で使ったタオルは、想像よりずっと濡れます。帰りにそのままバッグへ入れると、翌日まで匂いが残ります。
- ビニール袋を1枚入れておくと、それだけで解決します。
- 個室サウナのように滞在が60〜90分と短い場合でも、濡れ方は変わりません。
持ち物リストで忘れられがちなのは、タオルそのものではなくこの袋のほうです。
まとめ:先に決めるのは枚数ではない
1. その施設はタオルが料金に含まれるか(含まれるなら手ぶらでよい) 2. 含まれないなら、小1・大1を基本に、座面に敷くものが要るかを足す 3. 頭にのせるタオルは濡らして使う 4. 持ち帰り用のビニール袋を1枚
「何枚持つか」は、この4つを確認したあとに自動的に決まります。
- 個室サウナに何を持って行くかは 個室サウナの持ち物リスト にまとめています。
- はじめて入る方は サウナのマナーは、個室だと半分が消える もあわせてどうぞ。
- 水着の扱いは 個室サウナは水着なしで入れるのか で詳しく扱っています。